皆さまお疲れ様です。祖父の土地で就農してあと3カ月で2年が経つのですが、今年もみかんの収穫シーズンがやって来ました。昔は約1ヘクタールの土地でみかんを栽培していた我が家ですが、今となってはみかんの面積は30アール程に減りました。しかし、30アールのみかんの面積だけでは生活なんて全く出来る訳がございませんので、今後は面積を少しずつ増やして、色んな品種のみかんを栽培していく予定でございます。
上記の写真がお店（夢ハウス山里）の前で栽培している『ゆら早生』と呼ばれる極早生品種のみかんになります。早いと9月下旬から収穫が出来て、10月には県内のスーパーの果物コーナーへ並ぶのですが、今年は思った以上に小玉が多い･･･。2日間の収穫作業を経験してそう思いました。
樹によってみかんの成長度合いと言うのは全く違うものなのですが、上記の写真だと全体的にSサイズからMサイズに実っている感じがします。
木陰で休んでいる時に１つ食べてみました。まだ青いので酸味が残っていると思われる極早生･･･。しかし、1房食べてみると口の中でゆら早生みかん独特の甘さが広がっていき、「この味ならもう一度食べたい！」と言える商品になったと思います。
僕がこうして農業の事に対して投稿していると「せっかくの美味しいみかんがあるのにネットで販売しないんですか？」とSNSのフォロワーさんやブログの読者の方が問いかけてくれるのですが、現在、我が家のみかんは契約栽培中。毎年、同じ業者様がまとめて買って下さいます。
本当は、1箱1箱丁寧に箱に詰めて、オリジナルの段ボール箱で直接、消費者の方へ届けた方が利益に繋がるのですが、まだ祖父が現役な物で少しでもお世話になったＪＡさんへ出荷したいと言う事で、祖父が元気なうちは小売りはまだお預けかな？って所です。
それにしても、どの樹を見ても、今年のゆら早生は、色付きがちょうど良いな～と感じました。この品種の面積は現在、6畝しか無いのですぐに収穫から出荷までの作業工程が終わってしまいます。この後、11月の下旬にはあの美味しい石地みかんの時期となりますので、約1か月の間、みかんの仕事はこれからお休みな感じです!(^^)!
さて、この週末からは香川県でもお祭りが帰ってきます！東京や大阪は夏祭りのイメージですが、ここ四国の瀬戸内地域は秋祭りで五穀豊穣&大漁祈願の行事を行います。まだ家の周囲では金木犀の香りもしないのですが、今週の週末からやっと太鼓の音が聞けるって事でそれもまた、楽しみの一つです。
【※追記※】
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