井関地区秋祭り
令和四年度の井関地区、瀧宮(たきのみや)神社の秋季例大祭が今年も神社でお祓いの身行われ、無事に2日間の行事を終える事が出来ました。
明治時代より前には奉納されていたとされる井関地区の貴重な獅子舞。
時代の流れとともに後継者も年々不足し『いつ開催できなくなるか分からない』と言われていた中で「新型コロナウイルス」が3年前より影響を受け始め、今年もちゃんとした獅子舞の奉納は出来ませんでした。
太鼓打ちの小学生も年々減少し、寂しい限り。でも、今年で「青年団での秋祭りの運営は最後によう!」と言う形で、思いを込めて、お祓いに参加してくれた子供たちにはお菓子の詰め合わせと花束をプレゼント。
お祓いの途中で地元、井関地区出身の観音寺市長である、佐伯氏にもお越しいただいて、記念写真をパチリッ!(^^)!
正直、この記念写真を撮れたのが、一番の僕の思い出に残りました。今後『井関獅子舞保存会』をOB会で結成し、お祭りの運営の仕方、考え方についてしっかりと議論し合っていきます。
と言う訳で、このブログを読んでくれてる皆さんに少しでも井関の獅子舞を知ってもらえたらって事で、神社でのお祓いの様子や獅子舞の太鼓のリズムなど、シェアしておきたいと思いますのでどうぞ、最後まで読んで下さい。
祭りと言えば幟!!
祭りと言えばやはり幟です。昨年、一昨年とコロナの影響で幟も立ちませんでしたが、今年は久しぶりに神社に幟が立ちました。正直な話、この幟を見れただけでも充分『祭りだっ!』と言えるのじゃないでしょうか?
社務所
普段は開かずの扉である瀧宮神社の社務所。今回は社務所の中をチラっと覗かせていただきました。
井関獅子舞いろいろ
下記の写真は古くから伝わる井関地区の獅子舞である太鼓の叩き方。子供の頃に1回だけでも叩いてたら80が来ても90が来ても叩けるのは、ココだけの話♪
また、太鼓に合わせて獅子も舞うので、舞い方も他地区の獅子舞と比べたら、非常にレアなんです。
七つの劇(げい)
2番の途中から子供たちが主役で行う7つの劇。子供の頃、一番難しい『組み打ち』を覚えるのにとても苦労しました。
井関の獅子は夫婦獅子!!
井関地区の獅子舞は、観音寺市内でも珍しい夫婦獅子です。普段はそれぞれ1頭ずつで家々を回りますが、神社や総代さん宅では2頭で奉納します。ちなみにベロのある方がオス、無い方がメスです。
お花袋!!
こちらが井関の獅子舞で使用するお花袋です。真ん中に刺繍で『青』と言う字が縫われてますが、何の意味なのかは僕でも分かりません。
最後に
毎年、お祓いやお祭りに参加してくれる青年団の方に伝えたい事があります。
井関の獅子舞は特に『練習ありき』での祭りとなります。
「仕事が忙しいから来れない」はもはや言い訳。地元の井関の祭りに出たかったら、祭りの時期だけは何としてでも練習に参加しないと頭もまともに振れなくなりますからね。
確かに僕もサラリーマン時代は練習を休んだこともあったけど、青年団長を任されて団長のキツさをとことん味わった3年間でした。
本来ならずっと昔に引き継いでいるハズの団長・・・。コロナでお祭りが出来ないままやってたら自分の知らないうちに青年団のメンバーから離れていく子も増えてしまった。
果たして来年こそはちゃんと奉納が出来るのか?そもそも、本当に青年団は解散しちゃうのか・・・。年末の反省会でしっかりと語り合う必要があります。
それでは、今日は3連休の最終日!!まだまだお祭りシーズンの四国地方♪しっかりと仕事して、しっかり遊んでまた、来年のお祭りを楽しみに待ちたいと思います。